第1種放射線取扱主任者試験に合格しました

 鷹林です。この度、第1種放射線取扱主任者の試験に合格しました。放射線取扱主任者とは、放射性同位元素等の規制に関する法律に基づく放射性物質の取り扱いに関わる国家資格で、第1種はその最上位資格です。例えば、SPring-8SAGA-LSなどの放射光実験施設の利用に役立つ資格です。

 第3種資格は既に持っていて、本校有明高専の放射線取扱業務に関する責任者となっていますが、今回第1種資格を取得することでその業務範囲を大きく広げることができます。

 正式には、続く5日間の法定資格講習を経て、免状交付となります。

 国家資格なので、官報にも載っています

第15回半導体材料・デバイスフォーラム ポスター発表優秀賞受賞!!

 9/25(水)に福岡国際会議場にて開催された「第15回半導体材料・デバイスフォーラム」において、7E 福田 旺土君(鷹林研究室)が、ポスター発表優秀賞をいただきました。

 対象発表は、

氏名: 福田 旺土
講演番号・題目: P3-16・光電子制御放電プラズマによるグラフェンの構造制御
共著者: 篠原 正典2, ⾼橋 和敏3, 鷹林 将1
(有明高専1、福岡大学2、佐賀大学シンクロトロン光応用研究センター3)

です。

 本会は、半導体材料・関連デバイス研究分野に携わっている高専生を中心とした会で、国立高等専門学校機構による半導体人材育成事業の一環です。講演・企業説明会・ポスター発表会がセットになっている大規模なイベントです。

 参加者には、九州・沖縄地区以外の高専生、大学生や大学院生(高専OBを含む)、さらにはまだ卒業研究の段階にない低学年の学生達も参加していました。

 本ポスター賞は、大学生や大学院生を含む中での受賞です。

 福田君は、研究関係では在学中3回目の受賞となります(1回目2回目)。最上級学生として、後輩達の模範です。

 誠におめでとうございます!!

 有明高専公式ホームページ版です。

第72回青少年健全育成標語大会で入選

 大牟田市若鳩会が開催する第72回青少年健全育成標語大会において、2E (2-1) 久良木 優輔君と3E 木村 匠君の作品が入選しました。本大会は、1~3年生を対象に毎年実施しているものです。校長室にて、八木校長から表彰いただきました。

入選  2E (2-1)  久良木  優輔  「周りにも  相談しよう  その気持ち」

入選  3E          木村     匠     「憑かれるな  スマホの依存  要注意」

久良木君です。
木村君です。

 本校公式ホームページでも報告しています。

R6(2024)年度第一種電気工事士上期試験合格

 今R6(2024)年度から第一種電気工事士試験は、第二種と同じく年2回(上期と下期)行うこととなりました。電気工事士は近年の少子高齢化により不足が懸念されているため、社会的ニーズが高い資格の一つです。上期試験では、エネルギーコースから専攻科1年(6E)の内藤 陽大君と教員の鷹林が受験しました。7/26の合格発表で二名とも合格しました。九州地区においては、学科試験の合格率が58.4%、続く学科試験合格者による技能試験の合格率が58.4%ですから、最終合格率は34.1%の狭き門でした(※電験合格者は学科試験免除ですが、その数は非公開ですので単純計算しました)。

合格率100%でした。

 電気工事はもちろん危険を伴うため、電気工事士法により規制されています。たとえ自宅においても、違法となります。第二種は、電力会社から低圧(600 V以下)で受電する場所の配線や電気使用設備等の一般用電気工作物等の電気工事の作業に従事することができます。その上位資格である第一種は、第二種の範囲に加えて、自家用電気工作物のうち最大電力500 kW未満の需要設備の電気工事に携わることができます。

 ただし、第一種電気工事士の免状を得るには、試験合格に加えて3年以上の実務経験が必要です(※もちろん両名とも第二種免許は持っています)。残念ながら在学中は実務経験を積むのは不可能です(教員も)。しかし第一種電気工事士の免許範囲のうち、需要の多い電圧600 V以下で使用する自家用電気工作物については、「認定電気工事従事者」という資格で行うことができます。第一種電気工事士試験合格者は、申請によりこの資格を得ることができます。両名ともこの申請を済ませて、認定電気工事従事者となりました。