令和2年9月19日(土),コロナ禍のためオンラインで開催された「2020年度(第28回)電子情報通信学会九州支部学生会講演会」に専攻科(電気系)2年生の手嶋諒治君が参加し,最近の研究成果を発表しました.オンラインでの外部に向けての研究発表は初めてでしたが,大学院生に交じって堂々とプレゼンできました.質疑も,今後の研究に活かせるコメントをいただけました.今後,このような形での研究発表が増えそうです.
白川助教の論文が表彰されました
白川知秀助教の論文「板状ワンターンコイルを採用した高降圧中点タップ整流方式の銅損低減に関する取り組み」が, 令和元年度のIEEE IES Japan Joint Chapter共催のパワーエレクトロニクス学会定例研究会における,満35歳以下の発表者のうちの最優秀論文として” IEEE Industrial Electronics Society Japan Chapter Young Engineer Award”を受賞しました。
この論文は情報通信設備(クラウドサービスやインターネット通信に関わる設備)の電源システムで利用される高降圧コンバータの省エネ化のための技術について議論されています。特に高い降圧比を稼ぐために降圧トランスの巻線がワンターンになる点に着目し,ワンターン巻線独自の課題の抽出・解決に着手しています。