第27回(2023年度)応用物理学会九州支部学術講演会発表奨励賞受賞!!

 昨年11/25(土)・26(日)に九州大学 伊都キャンパスにて開催された「2023年度応用物理学会九州支部学術講演会」において、5E 内藤 陽大君 (鷹林研究室)が発表奨励賞をいただきました。

 対象発表は、

氏名: 内藤 陽大
講演番号・題目: 25Bp-7・光電子制御プラズマによるグラフェンの構造制御 (I) ~ ラマン分光解析 ~
共著者: 田中 修斗1、福田 旺土1、山口 尚登2、小川 修一3、高桑 雄二4、津田 泰孝5、吉越 章隆5、鷹林 将1
(有明高専1、ロスアラモス国研2、日大生産工3、東北大マイクロ研究開発セ4、日本原研5)

です。

 本賞は1997年の創設です。選考対象は大学院博士後期課程までを含みますので、最年少学年となる高専本科5年生の受賞は特筆すべきものです。過去27年の歴史の中で、熊本高専(旧熊本電波高専)の学生4名が受賞しておりますが、有明高専としては初の受賞者です。

 応用物理学会は、会員総数12,000名を超える日本有数規模の学会の一つです。九州支部も同様に大規模で、主催する九州支部学術講演会の特徴として韓国と合同で行っています。本受賞により、有明高専ならびに本エネルギーコースの知名度を九州全域だけでなく、韓国へも広げることができました。

 3月下旬には全国大会が行われ、内藤君は引き続いて登壇します。九州に収まらず、全国でも表彰されるよう頑張っていってほしいと思います。

 誠におめでとうございます!!

ISIE2023 Student Award 2名ダブル受賞!!

 鷹林です。

 9月25日(月)にUniversiti Teknologi Petronas, Malaysia (マレーシア国ペトロナス工科大学、UTP)で開催された「ISIE2023 (International Symposium on Innovative Engineering 2023)」において、鷹林研究室の5E 野田 浩矢君が第2位、6E 福田 旺土君が第3位でStudent Awardをダブル受賞しました。

 本会議は、毎年開催される九州・沖縄地区9高専とUTPとの学生交流国際会議です。

 対象発表は、

(oral): Hiroya Noda (5E), Haruhiro Naito (5E), Akito Fukuda (6E), Susumu Takabayashi, “Carbonaceous Electronics with Diamond-like Carbon Synthesized by Photoemission-assisted Plasma-enhanced Chemical Vapor Deposition”.

(oral): Akito Fukuda (6E) et al., “Modification of Graphene by Photoemission-assisted Townsend Discharge Plasma”.

です。なお1位は、佐世保高専の専攻科生でした。

 2名とも初の国際学会オーラル英語発表でした。福田君は国際会議ポスター2回と国内会議オーラル1回分を合わせて4回目の登壇で、野田君は初めての学会発表でした。

 2人とも期待を遙かに上回る成果を収めてくれました。潜在能力恐るべしです。

吉冨先生ご退職

 鷹林です。

 技術職員の吉冨貴司先生が、今月末をもってご退職となります。20年以上にわたり本校に在職され、旧電気工学科ならびに現エネルギーコース関係者は例外なく大変お世話になったことと思います。歴代の学生さん達も、頭の上がらない人がとても多いかと思います。かくいう私も、両手両足をもがれる痛恨の一撃です。

 しかしながら一同、吉冨先生の次なるステージに心からエールを送りたいと思います。

吉冨先生と4E有志一同との記念写真。

ISIE2022

 鷹林@Eコース国際交流室員です。

 先立つ12/20(火)と21(水)の2日間、ISIE2022 (International Symposium on Innovative Engineering 2022)という国際シンポジウムに参加しました。これは、九州・沖縄地区(第5ブロック)の9つの高専(北九州・久留米・佐世保・熊本・大分・鹿児島・都城・沖縄・有明)とマレーシアのペトロナス工科大学(Universiti Teknologi PETRONAS, UTP)との間で毎年共同開催されている学生向け国際シンポジウムです。本年は北九州高専が主管でしたが、コロナ下のためオンラインで開催しました。

 有明高専からは学生3名が発表し、内2名はエネルギーコース(鷹林研究室)の5E学生でした。

https://www.ariake-nct.ac.jp/award-info/2023/02/21482.html

 有明高専では、4年生後期から研究室配属されます。一般の高専は5年生からなので、半年早いです。研究室での生活で、学生の皆さんは大きく成長します。

 研究成果を手に、このように世界へどんどんチャレンジしていった欲しいと思います。