日本高専学会誌に論文掲載

4E塚嵜琉太君は,昨年度,文部科学省主催「ビタテ!留学JAPAN #せかい部×SDGs探究」の高校生レポータとして選出され,1年間主にオンラインによる活動を行いました。その取り組みを論文にまとめたものが,先日2021年4月発行の日本高専学会誌(第26巻号2号)に掲載されました.
何かの目標を持って活動し,その成果を論文にまとめ公表するという一連の研究活動を最後までやり遂げたことは,大変立派なことだと思います.素晴らしい!

キャリア教育業界研究セミナー

キャリア教育および業界研究に関して、高専出身の江藤様にご講演いただきました。エネルギーコースの3、4年生が全員参加し、今後の就職活動について様々なアドバイスをいただきました。また、就職活動だけでなく、勉強する理由や働く理由などお話しいただき、学生たちも興味津々で聴講し、大変有意義な時間となりました。

新任挨拶

 エネルギーコース関係者の皆さま、はじめまして。今年度4月に准教授として着任した、鷹林 将(たかばやし すすむ)と申します。授業は、泉先生の電気磁気学を引き継いだ他、電子分野の実験なども担当しています。

 海軍さんで有名な広島県呉市出身です。この3月末までの5年間は、広島県福山市の電気機器メーカーに勤めていました(※福山は広島県の東端で、新幹線の駅があります)。これを含めて、日本各地で様々な経歴を積んできました。全部話すととても長くなりますので、詳しいプロフィールはこちらをご覧下さい。

 博士号は化学(光電気化学)で取りまして、皆さまのような電気電子工学の出身ではありません。

 化学は大きく、「物理化学」・「有機化学」・「無機化学」の3つの分野に分けられます。光電気化学は、物理化学の一分野である電気化学のそのまた一分野です。名前から分かるように、化学から電気電子と物理の分野へと専門を広げてきました。現在の研究は、炭素材料の一つであるダイヤモンドライクカーボン(DLC)を軸にした、そのプラズマ成膜、分光化学構造解析、電気電子デバイス応用などです。出身の電気化学とは縁遠くなりましたが、何かしたいなとは思っています。

 会社では、開発部門の他に品質部門にもいまして、ISO、環境法規制、輸出規制なども担当していました。後援企業の皆さまには、研究開発だけでなく、品質管理や生産管理についても話題が作れるかなと思います。

 現在、世の中はコロナウィルスで大変です。思い起こせば私、9年前に東北大学にいたときには東日本大震災に遭いました。当月頃は、研究室の片付けをしつつ、ボランティアで泥かきに行っていました。さらに遡る大学受験時は、阪神大震災でした。

 というように、降りかかる様々な天災をくぐり抜けてきましたので、コロナに対しても元気に立ち向かっていきたいと思います。こちらに来て、花粉症がなくなりました。

以上、今後とも宜しくお願いいたします。