電子基礎実験室の接地工事

 鷹林@4E電子分野実験担当です。本日2/6(月)に学年末試験も終わり、終業式も間近になってきました。

 同日午後から、電子基礎実験室の実験台に接地工事を行いました。実験台に銅板・静電マットの順に敷き、銅板から銅線を介して脚下から床へと電気的に繋げることにより、実験台を接地しました。電子基礎実験室では電子分野の実験を行い、トランジスタや集積回路(IC)素子を取り扱いますので、静電気による破損を恐れます。実験台を接地処理することで静電気を防止するようにし、接地に関する教育を充実させていくようにしました。

 工事は技術部の吉冨先生を中心に行い、4E学生の竹田君と内藤君にも手伝っていただきました。

吉冨先生に司っていただきました。さすがの技術力です。
すべての実験台を処理し終えました。
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GE講演会

 鷹林@Eコース国際交流室員 & 4E担任です。1/16(月)に、本校のグローバルエンジニア(GE)育成事業の取組で、東北大学大学院 工学研究科の阿加 賽見(あか さいけん)先生に英語講演を実施していただきました。

 3Eと4E計約70名がお話を伺いました。下記、有明高専HPの公式ページにて詳細を報告しております。阿加先生は中国のご出身ですが、英語も日本語も共に流暢です。何も知らなければ、日本人と間違えます。

https://www.ariake-nct.ac.jp/event-info/2023/02/21418.html

 報告が遅れましたが、先立つ10月18日(火)には同様に、アメリカ合衆国ロス・アラモス国立研究所の山口 尚登(やまぐち ひさと)博士にオンライン講演いただきました。こちらは3E・4Eの他に、他コースの学生も聴講しました。

https://www.ariake-nct.ac.jp/event-info/2022/11/20530.html

 学生の皆さんには、この国際社会の世の中ですから、様々なキャリアの人と交わって視野を広く持ってほしいと思います。

表面技術協会 高機能トライボ表面プロセス部会 第19回例会

鷹林です。

 事後報告になりますが、11/16(水)に、「表面技術協会 高機能トライボ表面プロセス部会」と「日本トライボロジー学会 機能性コーティングの最適設計技術研究会」が共催する表面技術協会 高機能トライボ表面プロセス部会 第19回例会という会合で講演してきました。発表タイトルは、「DLCをちょっと深く考える」としました。

発表直前です。

 DLC (Diamond-like Carbon, ダイヤモンドライクカーボン)は、炭素材料の一種です。平滑性、低摩擦性、化学不活性などの優れた特長から、金型、ハードディスク、カミソリの刃、ドリルなどの表面コーティングに使われています。洗面所間の湯水混合栓にも使われてます。ペットボトル飲料の酸化を防ぐために、ボトル内側へのコーティングも実用化が検討されています。最近では炭素という生体構成元素と同じであるという点から生体親和性が期待されて、血管拡張ステントや歯科インプラントへの表面コーティングへの応用も期待されています。しかしながら、その化学構造と諸物性の関係は未だ明らかではありません。

 鷹林研究室では、そんなDLCを独自のプラズマCVD法で作製し、その化学構造解析や物性解析を行い、そして電子デバイス応用を目指しています。今回はテーマの一つ、ラマン分光法による化学構造解析について講演しました。

 もし興味がございましたら、ご連絡いただけましたら幸いです。

研究室紹介です。

インターンシップ報告会

 鷹林@4E担任です。

 9/30(金)と10/7(金)の2日間に渡って、4E学生達が夏休みに行いましたインターンシップの報告会をクラス内で行いました。これは当該科目学外実習の総仕上げです。

 各派遣先毎に、参加人数に応じて時間を設定したプレゼンテーション形式で行いました。インターンシップを通じて、どのグループも実社会というものを体感でき、知識と経験を深めることができました。お受け入れいただいた各企業様には、改めて深く御礼申し上げます。

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