環境省全国高専ピッチファクトリーで銀賞受賞

 環境省が主催する「2021年度全国高専ピッチファクトリー」において、5E 塚嵜 琉太君らの有明高専チームが銀賞を受賞しました。

 詳細は、有明高専メインページにて報告されています。

 塚嵜君は他にも4E時代に、文部科学省主催「トビタテ!留学JAPAN」でも活躍しております。

 このような学生時代でしか得られない経験は、何事にも代えられないものだと思います。

 塚嵜君は、卒業研究でも引き続き活躍中です(その1 その2 その3 その4)。

執筆出版しました

 鷹林です。

 この度、分担著書として、技術情報協会より「ラマン分光スペクトルデータ解析事例集」を出版しました。第8章第3節「ラマン分光法によるダイヤモンドライクカーボンの化学構造解析」を執筆しました。

 私の研究では、ダイヤモンドライクカーボン(DLC)という非晶質(アモルファス)炭素材料の成膜・化学構造解析・デバイス応用を行っています。DLCは、皆さんの身近で使われています。低摩擦製を活かした固体潤滑剤として、ハードディスクや金型への表面コーティングが有名です。近年では炭素質からの生体親和性を活かして、血管拡張ステントや歯科インプラントなどの生体内医療材料への表面コーティングが期待されています。

 本書は、一連の研究の中の化学構造解析に該当します。化学なので、エネルギーコースの人達にはちょっと馴染みが薄いかもしれませんが、電気を使って材料創製をしています。

 DLCの成膜は、プラズマを用いたプラズマCVDで行っています。プラズマは、放電を起こして生成させます。これは5年生と専攻科で学ぶので、縁がない人が多いと思います。しかしプラズマは強電分野だけでなく、トランジスタや集積回路を製造する弱電半導体プロセスには欠かせないものです。

 なお本研究に関しては、ちょっと遡りますが、昨年11月に「公益財団法人吉田学術教育振興会」より、研究助成を受けました。有明高専としては、平成17 (2005)年度の現情報システムコース 原 武嗣先生以来16年振りの助成となります。

贈呈式の写真です。前列右端が鷹林です。

以上、ご興味ございましたら幸いです。

Newハンダごて

こて先がピカピカのNew はんだごてです。

 電気電子工学を扱うEコースではもちろん、ハンダごでを使った回路製作実習を幅広く行っています。

 この度、これまで使ってきたはんだごてが古くなってきましたので、更新しました。写真は新品のハンダごてです。こて先がハンダで汚れておらずピカピカなのが分かりますね。2年生の工学基礎IIIがデビュー戦でした。

核融合発電計画に関するオンラインイベント

某研究室内に設けた特設スクリーンです。

 核融合科学研究所主催のオンラインイベント、”「対話x科学」カーボンニュートラル・水素エネルギー・核融合エネルギー”が行われました。人類の夢の一つである「核融合発電」とそれに関連した水素エネルギー活用のお話でした。写真は某研究室内に設けた特設スクリーンです。

https://www.nifs.ac.jp/welcome/fusionfesta/

 昨今の新型コロナウィルス対策のために、希望者各個人で参加視聴となりました。しかしながら急速に普及したオンライン会議システムにより、このようなイベントに気軽に参加できるようになり、世界中の人々と知を共有できるようになりました。